レンタルオフィスのメリット・デメリット

レンタルオフィスのメリット・デメリット

起業を考えた時に必要になる「オフィス」ですが、最近は様々な形態のオフィスが登場し、中には「レンタルオフィス」という、一般的な「賃貸オフィス」とは違い、準備や手間を大幅に省いた形で起業することができる特徴を持つオフィスの存在も増加傾向にあります。
「人気があるからこそ増加傾向にある」ということは、容易に想像がつくかと思うのですが、レンタルオフィスには「メリット」の他にも、当然ながら「デメリット」も存在します。
そこで今回は、起業する前に知っておきたい、レンタルオフィスのメリット・デメリットについて、ご紹介したいと思います。

◆レンタルオフィスのメリット◆

◇設備が整っている◇
レンタルオフィスには、机・椅子・OA機器といった設備がすでに整えられているため、起業の準備にかかる手間やコストを抑えることができますし、レンタルしたその日から、オフィスとして利用することができます。

◇「保証金」が抑えられる◇
通常であれば、賃料の12ヶ月分に相当する保証金を支払わなければならないのですが、レンタルオフィスの場合は賃料の3ヶ月分に相当する保証金を支払えば良いので、保証金の支払いを大幅に抑えて起業することができます。

◇サービスを受けることができる◇
レンタルオフィス提供会社による、「来客対応」「荷物受取」「電話代行」「文書作成代行」「清掃」といった、様々なサービスを受けることができます。

◇立地条件が良い◇
レンタルオフィスは、一等地や駅の近くなど、個人であれば開業が困難な場所にあるため、立地条件が良い場所にオフィスを構えることができます。

◇異業種交流の場にもなる◇
レンタルオフィスには様々な会社の人達が出入りしているので、異業種交流の場にもなり、横のつながりを強くすることができますし、視野を広げることもできます。

◆レンタルオフィスのデメリット◆

◇信用が得られにくい◇
改善されてきてはいるのですが、レンタルオフィスで業務を行っている以上、ちゃんとしたオフィスを構えている企業と比べると、取引先などからの信用を得ることが難しい場合があります。

◇利用料が高額になる場合もある◇
運営会社が提供しているサービスを利用した場合、そのサービスが基本利用料に含まれていないと別途料金が発生し、利用料が高額になってしまう場合もあります。

◇運営会社が廃業する恐れがある◇
レンタルオフィスを提供する運営会社が増加傾向にあるために、生存競争が行われているような状況なので、利用していた運営会社が業績悪化に陥り、最悪の場合廃業してしまう恐れがあります。

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